ハンディ端末、キオスク、入退室ゲート、自動販売機を設計するなら、バーコードスキャンの内蔵はほぼ必須です。スキャンエンジンの選択は、読み取り性能、サイズ、消費電力、組み込みの手間に影響します。答えておくべき主な問いは次のとおりです。
スキャンエンジンかスキャンモジュールか
- スキャンエンジンは、多くの場合わずか数グラムの小型イメージャーで、自社機器に組み込み、通常 MIPI でメインボードに接続します。ハンディ端末、タブレット、小型機器に適しています。例:SD10、SD20、SL20、TD13、TL13、T20、T40。
- スキャンモジュールは、デコーダーと筐体を備えた完成品のリーダーです。USB、RS232 などの標準インターフェースで接続するため、キオスク、ロッカー、ゲート、各種機械にすばやく設置できます。例:DM48、DM95、DM80、DKP301。
解像度と読み取り距離
センサーの解像度が高いほど、小さく高密度なコードを、より遠くから読み取れます。
- 640 × 480 センサーは、近〜中距離の一般的な 1D・2D コードに最適です。
- 1200 × 800 または 1280 × 800 センサーは高密度コードや遠距離の読み取りに強く、物流や産業用途で有利です。
実際に使うコードサイズについて、各データシートの被写界深度(DOF)表を確認しましょう。
シャッター、照明、エイマー
グローバルシャッターは動いているコードも鮮明に捉えます。白色照明は紙のラベルにもスマートフォン画面にも適しています。赤色 LED、赤色ライトバー、レーザーなどのエイマーは狙う位置を示し、レーザーエイマーは明るい場所や遠距離でも見やすくなります。
視野角
DM48 のように視野角が広いと、改札ゲートやキオスクのように利用者がさまざまな位置でコードを提示する場面で役立ちます。視野角が狭いと解像度が集中し、より遠くから読み取れます。
インターフェースとソフトウェア
ボードが対応するインターフェース(MIPI、UART/TTL、USB HID または USB 仮想 COM、RS232、RS485、Wiegand)を確認し、OS に合った SDK とデコードライブラリを入手しましょう。
使用環境
屋外や産業用途では、動作温度、環境光の許容範囲、落下仕様、モジュールの場合は IP 等級を確認しましょう。
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